浦和レッズレポート

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なぜ神戸はオファーを断られるのか

昨シーズンでは小林悠、金崎、柏木オフシーズンでは岩波には出て行かれ丸山、森重、田口にも断られている2chでは尚既神断リストを作られ嘲笑されている。 Jリーグ屈指の資金力をもち年俸の2倍や3倍の好条件を出しても獲得できない理由は何だろうか、浦和レッズも営業収益トップで毎年他チームのレギュラークラスを獲得しているが現在の神戸の現状を考える事で得られるものはあると思う。

日本人選手の性質

南米の選手はまさに生活のためにサッカーをしている。しかも自分の為だけではなく家族はもちろん一族を養っている。そのため代表という名誉を捨ててでも中国に移籍する。今の日本人選手はこの対極だろう。野球で言えばカープの黒田投手や今年のオフシーズンでは名古屋から磐田に移籍した田口だろう。では日本人選手にとって魅力に思える事とはお金で無ければ何なのか考察したい。

一貫したスタイル

ではお金では無い選手にとっての魅力とは何なのか。格上のクラブから選手を獲得している磐田と湘南を見ていきたい磐田は資金が潤沢にある訳ではないがYAMAHAが親会社にあるからまだ分かるが、湘南は親会社も無いのに他クラブとの競合を制して選手の獲得に成功している。ここから見えて来るところは一貫したスタイルだろう。 湘南に移籍した選手がこの様なコメントを残している「監督と選手が同じ事を考えている。そういうサッカーをしたかった」この言葉は一貫したスタイルに魅力を感じているという事だろう。

最後に

この様に考えていくと神戸に魅力を感じないのはフロントと監督が一体となっていないことに一因があると思う。やはり監督の志向するサッカーに合わせて選手を編成する。フロントの志向するサッカーに合わせて監督を選ぶ。この当たり前のことが出来ているチームがJリーグにもっと増えれば移籍市場は更に活性化されるだろう。